Coriolis' force


南半球とのちがい

私は東京のカイロプラクターです。子どものとき、オーストラリアのサンタさんが短パンで海辺にいる写真を見て少し驚きました。すると親父が、南半球は季節が逆なんだと教えてくれました。南十字星も南半球でしか見れないことを知って、見てみたいと思いました

 

南半球では台風や渦の向きが逆なことも知られています。これは地球の自転で起きるコリオリの力(ちから)の影響です。このコリオリの力で人の足の指先が南半球では北半球と逆にねじれている、とシンクロラボの森田哲矢先生は提唱しています

  

 

シンクロラボ

私はこのシンクロラボという治療を学んでいます。この治療は、足からはじまる身体のアンバランスに注目しています。肩のどちらかが下がっている、頭が傾いている、口角が片方だけ上がっている、など人は誰でも左右でアンバランスがある程度あります。イスも脚に違いがあれば傾くように、人も足の左右の違いが身体のバランスに関連しているようです

 

足の左右の違いは靴裏の減り方でも分かります。左右で比べると、足指の付け根が大きく減っている方と踵が大きく減っている方が、左右で逆の人が多くいます。このように重心は一方が足指の付け根なら、もう一方は踵にかかりがちのようです

 

また足の指の付け根は、親指から小指(横足弓)へ弓の形をして撓んで重心を支えています。この付け根がつぶれて撓みがなくなると重心が支えられずに身体のバランスが崩れるようです。そして付け根がつぶれるのは足の指先の捻じれが関連しているようで、捻じれをとると付け根の撓みが戻って身体のバランスもとれてきます

  

 

筋力テスト

足の指先が捻じれているかどうかは見ただけではハッキリしませんが、筋力テストで確認できます。モデルに腕を挙げてもらって、押す力に抵抗してもらいます。ストレスがかかるとモデルは腕に力が入りにくくなって抵抗しづらくなります

 

例えば、モデルにタバコを持たせるだけでも抵抗しづらくなります。「1+1は?」の問いに、「3」などわざと間違って答えても対抗しづらくなります。この筋力テストで足指が捻じれている方へさらに捻じると、モデルは抵抗しづらくなります。このテストは指先にも腕にも強い力をかけずにできるので、ケガをする心配はありません

 

 

疑問

東京では私が知るかぎり、確かに足の指先の捻じれは誰でも反時計回りです。 しかし南半球では逆に捻じれているのか、自分で確認してみないことには正直半信半疑です。またコリオリの力が人の身体にも影響していると言っても、21世紀初頭の現代では一般的に納得しづらいです

 

そもそもコリオリの力の影響は台風や渦の向きで見ることはできますが、風が吹いたときのように人は感じていません。しかし思い返してみると、重力もふだんは感じていませんが身体に影響はしています。だとすれば、コリオリの力が影響していてもおかしくないかもしれません。そう考えると、コリオリの力が本当に人の身体に影響しているか気になります 。そこで2019年8月に南半球で調査しました